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クチクラキチン

ゴキブリみたいな味がする。

「アーロと少年」におけるリアリズムな狂気について

映画

正気なのか…?



The Good Dinosaur - Official US Trailer

※ネタバレある




内容は絵本のようなシンプルさでしたが随所の描写が子供に容赦しないピクサーおじさん。
グロシーンもあるし(一部カットされてたけど)自然災害の描写も精神的にキツくエグすぎる。

特にご飯をあげるシーンからの角竜からのネズミからのヒルからのラリパッパの5コンボは悪夢のそれでは?大丈夫?昨晩嫌な夢でも見た?
 
ネズミが毛虫のようにアーロに登りつめるやらヒルのリアル描写やら
まともな神経で作れるものなのかよくわかりません。


とはいえあんなリアルな自然描写も狂気の沙汰としか思えないので納得感は無いわけでもないです。
あれは美しさと厳しさを見事に描く素晴らしい自然描写だった。

同時に、綺麗どころ抽出のご都合展開にはせず
現実にあり得る非情さを全面に出す作りなのはとても好きです。
やはりこういうところはピクサーらしいという感じがします。
ちゃんとアーロが成長しますし翼竜やティラノとの勇気の対比もしっかりあり眺めていて楽しい。

(だからと言って毛虫ネズミやラリパッパがあれで良かったのかというと)


アーロの父親がアーロの憧れであると同時にただの人間(恐竜)らしい焦りや失敗があるのもとても良かったですね。ただの理想系では無かった。
アーロの様子に気づいた瞬間罪悪感が胸に雪崩れ込む様が伝わってきて辛くも素晴らしいシーンだったと思います。

しかしキャラもキャラでそのビジュアルは可愛いより怖いでは…?てのが何個もあったのでやはりスタッフの精神状態を勝手に心配。
鳥類哺乳類のギョロ黒目は相当不安になりますよね?大丈夫?辛いことでもあった?相談乗るよ?



シンプルな良作だと思いますがやはり生理的に均衡を保てないやばい映画だとは思います。奇作。


また大事なこととして


アーロママは大変セクシーです。