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クチクラキチン

ゴキブリみたいな味がする。

「神々のたそがれ」における魅力的嫌悪感について

映画

※ネタバレない


アレクセイ・ゲルマンさんはこれが初めてだし原作のSF小説も未読なのですが

とにかく!汚い!とても!汚い!

焦点を定めることを許可しない密集率の高い(極めて汚い)画面や、
酔っ払いか奇人同士のやりとりのような噛み合わせがよくわからない会話に三時間付き合うという苦行一歩二歩踏み抜いたような映画でしたが
よくわからないままもがっつり見入ってしまう徹底した世界観作りが圧巻。
死体などの造形物も見事でしたが
雨と泥があんなに(汚い意味で)魅力的に映るとは思わなかったです。
また映画のあらゆる人物の視線がこちらの不安を更に煽っていきます。

カメラであるはずのこちらをはっきりと見ているのです。




見終わったら頭がクラクラするし吐き気するしで夕飯大変でした。おいしいうどん屋でした。

万人受けはしないですが折角なのでオススメします。

私はもう10年先までは観なくていいです。



「神々のたそがれ」予告編